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咲く春*香る春 [旅の絵日記]

 

  春色競演 blogトップ.jpg

  

 

仕事の端境期で時間がたーぷりとあったはずの3月下旬から4月初旬。

思いがけず、急ぎの仕事がたて込んで毎日、自転車操業な気分。

気づけば、忙しくなる前に諸々の手配をしていた江戸旅が目の前に迫っていました。

出発前のウキウキ感、あまやかな気分を充分に味わわないうちに、

気づいたら、あらま、羽田にいる…というなんとなく、あっけない旅の始まりでした。

 

今回の江戸旅は2泊3日。しかも、バァニャンを病院に連れて行ってからの

出発でしたので、出発便はお昼。しかも、フライトが数十分遅れるおまけつき。

1日目は移動と用事をひとつ足しておしまい。2日目もお昼から約束があり、

午前と夕方に時間が空いているだけ。想像以上に余裕のない江戸滞在でした。

今振り返ると、約束の場所、行きたい場所へ移動するのに

ひたすら脇目も振らずに歩いていました。立ち止まって写真を撮る余裕も持てないくらいに。

帰ってから、もっといっぱい撮っておけば良かった…と想っても、後の祭りでした(泣

  

そんなドタバタな旅のメインイベントのひとつがこちら(↓)。

薬師寺展の行列 blog.jpg

 

夕方の飛行機までフリーだった最終日。

東京へ行くと決めてからTVで何度か、偶然眼にしていた

上野・東京国立博物館の特別展「国宝薬師寺展」へ出掛けました。

これまで一度も2体揃って寺の外に出たことがないという

日光菩薩・月光菩薩が展示され、360℃、どの角度からも眺められること。

また、その美しさ、神々しさを最大限に引き出すために日本でただ独りの

博物館所属の展示デザイナーが持てる力を全て注いだ展示演出でも話題になっていました。

 

↑の写真は、開場前の様子。日曜日でお天気が今ひとつだったせいか、

開場の9時半前に着いたにもかかわらず、既に長蛇の列が(汗

開場待ちというよりも、デパ地下の人気スイーツをゲットしようと

人々が列を作っている風景に、どこか似ていました。

 

                       薬師寺展看板 blog.jpg

 

東博は、撮影が可能な場所、展示もありますが、

この特別展は撮影禁止。残念ながら、写真はありません。

 

長い行列に並んでようやくたどり着いた会場は、

歳末のデパ地下か、バーゲン会場…を思わせる混雑ぶり。

しかし両菩薩は、そんな人々のざわめきなど、眼に、耳に、

まったく入らぬような涼しい表情でほの暗い会場にスッと立っておられました。

 

光と影が織りなすその光景は、モノクローム写真のよう。

立像の周りだけ、水を打ったような静けさをたたえていました。

 

とりたてて仏教美術が好き、興味があるというわけではありません。

たまたま、開催時期に行くのなら、話しの種に…と出掛けました。

ですから、国宝と言われている展示の数々の本当の価値は、正直言って分かりません。

そんな門外漢でも、間近に立って見上げれば、

本物だけが放つオーラ?を感じ、

体の内側から力が湧き上がってくるのを感じました。

そういうモノたちに出合えることも、巨大都市・TOKIOならではの魅力です。

またいつか、近い将来、見えざる力をもらいに江戸へ出掛けようと思っています。

 

そうそう、2日目の夕刻。yannさんがblogで紹介していた

<「写真」とは何か 20世紀の巨匠たち @大丸東京店>も、見てきました。

こちらも東博に負けない混雑ぶりでしたが、

マン・レイやユージン・スミス、キャパ、ウォーホール等のオリジナルプリントが

120点並ぶさまは圧巻。モノクロームだからこその迫力、繊細さに心を打たれました。

個人的には、ユージン・スミスの写真がとりわけ印象的。

もっと彼の作品を見てみたい、人生を知りたいと思っています。

こちらの写真展は、21日(月)まで。都内、近郊にお住まいの方は、ぜひ、

この週末に出掛けてみてはいかがでしょうか。写真好きなら、なおのこと、

たくさんの収穫があると思います (*^^)b

 

一幅の春 blog.jpg

お話が長くなりました。これから下の写真は、

肌寒い曇天の下、東博の庭で撮影したものです。

もう少し光があれば、きれいだったのに…とも想うのですが、

そこは割り引いて、旬の彩りをご覧ください(江戸旅の写真は、全てIXY400撮影)。

 

 ↑の写真は、国宝薬師寺展が開催されていた平成館の

大開口に映りこんだ庭の枝垂桜と新緑。重厚な窓枠で額装された

春の風景は、1枚の絵のようでした。

 

白玉椿 blog.jpg椿ランタン blog.jpg

 

早春から咲き継いでいる椿も、まだまだ、見ごろ・撮りごろ(↑)。

敷地内には数え切れないくらいの品種が植えられています。

椿が自生しない土地で生まれ育った蝦夷っ子は、その多様性に眼を見張るばかり。

いつかは一眼マクロできちんと撮影してみたい被写体です。

 

           紅が散る.jpg

           ↑アンティークの着物か、古い日本画の色調に似た紅いハナミズキ。

 

イチヨウザクラ blog.jpg

↑ソメイヨシノは終り、今は淡いピンクの八重桜、イチヨウザクラが満開。

トップ写真の淡いピンクは、この桜。隣の濃いピンクの花は、キクモモ。

 

         ●o。.>゜))))彡.。o○●o。..>゜))))彡。o○●o。.>゜))))彡.。o○●o。..>゜))))彡。o○

 

               京の旬 blog.jpg

 

本当はお花の写真で締めくくろうと思ったのですが、

昨日の午前中、花々と旬の短さを競う

季節の到来モノがありましたので最後にちょっとだけご紹介します。

 

届いたのは(↑)、京都の竹林でオトモダチの父上が掘った筍。

ねっとりと指先にまとわりつく粘土質の土が育てた筍は、色白できめの細かい肉質が特徴。

鮮度が落ちないように届いてすぐに、大鍋を総動員し、

同封されていた米ぬかを加えた水でコトコトと茹でました。

筍刺身.jpg

 

「今日なら、茹でたてをお刺身で食べてね」

電話の向こうの彼女の言葉どおり、イチバン立派な筍の

もっとも柔らかな先端部分をお刺身にしました。

エグミがなく、サクサクの歯ざわり。噛むほどに、

筍独特の香りが口中にフワリと立ち上ります。京都の春を舌で実感しました。

旬、そして、産地直送ならではの贅沢に、感謝、です。 どうも、ありがとう、ね♪

 

                     焼き筍 blog.jpg

                     ↑お刺身と一緒に、同じ部位を使って、焼き筍も作りました。

                        カツオを浸しておいた醤油を塗って、こんがりとグリル。

                        熱々を頬張れば、ほんのり甘くて、焼きトウモロコシのよう。

                        醤油の匂い、香ばしさが杯をすすめる酒肴になりました。

姫皮梅和え blog.jpg←残った先端の姫皮は、刻んで梅和えに。

 

季節の彩りを愛で、旬の味わいに舌鼓を打って。

旅の前後も最中も、なにやら、気ぜわしい日々が続きますが、

<咲く春*香る春>に元気をもらって、これからまためぐり来る繁忙期を

サクサクと快活に過ごしていきたいと思っています。

 

あ、旅のお話はもうひとつ…。続く次回は、オイシイ話を少々。

ではまた、近いうちにお目にかかれますように (ёvё)ノ

                     


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コメント 34

お茶屋

こちらの展示会、展示デザイナーさんの紹介を自分も拝見して、
とても気になってました☆
行ってみようかと・・・♪
by お茶屋 (2008-04-18 18:51) 

柴犬陸

奈良の薬師寺から、この菩薩像を移動する作業を特集番組で観ました。
たまたまチャンネルを合わせただけなのに、面白くて最後まで釘付けでした。
奈良でも薬師寺は何度か訪れていますが、東京で観ればまた格別かもしれません。
2泊3日でも、とても慌しい旅だったのですね。
桜で始まり、筍で〆るMORIHANAさんのセンスを見習いたいです。
by 柴犬陸 (2008-04-18 21:13) 

neko

慌しいスケジュールの中で都内を回っていますね。
どれも気になります~
竹の子、美味しそう。

by neko (2008-04-18 21:58) 

gillman

ぼくも薬師寺展いってきました。もちろん菩薩様も素晴らしかったけれど、博物館の裏庭の桜がまた見事でしたね

by gillman (2008-04-18 22:29) 

gaucho

何て旨そうな筍でしょう。
特に焼き筍はうっとり見てしまいます。
by gaucho (2008-04-19 04:20) 

ナツパパ

仏様を拝観していると、こちらが見る、というより仏様から見られている、
という感覚になることがあるんです。
いつも...というわけではないのですが、そういうときはなんだか身体が震えます。
自分の中にある「悪いモノ」を見透かされているようで...

筍づくしのご飯になりましたね。ここまで使い切るとはさすがです。
あっ、黒釉(...でしょうか)の長皿素敵です。
筍にあっていますね。
by ナツパパ (2008-04-19 09:05) 

真夏

東京国立博物館、凄い行列ですね~。
この行列を見ただけで、わたしはお腹いっぱい^^ ←違う^^
焼き筍が美味しそうですね~。
我が家も昨日筍を頂きましたので焼き筍をリクエストしてみます^^
by 真夏 (2008-04-19 09:08) 

masiko

「和」独特の色大好きです。
筍、で日本酒を一杯やりたいっす。
by masiko (2008-04-19 09:30) 

めりっさ

好奇心はそこそこあるつもりですが、東京の人混みが年々苦手になって、都内方面から足が遠のきがちです。
でも、大丸の写真展の方、ちょっと見てみたい気もします(^_^;)
ハナミズキ、真紅ですね! こんなに紅いのは初めて見ました。
タケノコ使い切り料理、素晴らしいですね! 季節の味ですね。
by めりっさ (2008-04-19 10:42) 

ぱふ

薬師寺展、狙っています! GWが明けて、
落ち着いたころ、と思ってますが。。
焼きタケノコ、おいしそうですね。絶妙の色加減です。じゅるっ…
by ぱふ (2008-04-19 11:00) 

Nicoli♪

筍三昧、職人はだし!
by Nicoli♪ (2008-04-19 11:23) 

八犬伝

「20世紀の巨匠たち」私も、先週の土曜日に行ってきました。
ユージン・スミスが良かったですね。

ところで、キャパの写真って何が出展されていましたか?
見過してしまいましたキャパを。
by 八犬伝 (2008-04-19 11:44) 

ゆきゆき

気軽に飛行機で飛来されるのですね。
平成舘の催しものは何時も混雑で、会場が広くて疲れてしまいます。
ここ数年行くのを諦めています。
今は八重桜、ハナミズキが綺麗な時期ですね。
by ゆきゆき (2008-04-19 12:00) 

たま

最後の竹の子の梅和えが・・・^^;
写真展・・・行ってみようかな
by たま (2008-04-19 12:43) 

ひろころ

竹の子のグリルに思わず叫んでしまいました~☆
めっちゃうんまそう(≧v≦)ノ
まさしく花より団子な私……(ーー;;)アセ
本当にキレイなお写真の連続にうっとり♡
この映り込みは何度見ても美しいですね~(*^^*)
by ひろころ (2008-04-19 13:32) 

ヤヨ

これだけの人が仏像を見たいと思って集まるんですね~
日本人の心の中に
まだまだ仏教文化は住んでいるんだなぁって
なんだか嬉しい気持ちになりました。
赤いハナミズキの花のたたずまい、色、ほんと大正モダンの着物みたい。
素敵ですね。
そして、MORIHANAさんの作られるお料理は
本当にいつもいつも美しく、美味しそうで
尊敬のまなざしです。
料亭で出されたお料理みたい!
by ヤヨ (2008-04-19 15:43) 

そらまめ

こんにちは♪
お疲れ様でした。 今回は駆け足の東京だったのですね。
ハナミズキは大好きなお花でこちらに来てもお庭に植えましたが
やっぱりダメなのですね・・・
椿が自生していない・・・そういえばそうですね~。
でも、反対に白樺がめずらしいそらまめは庭に白樺なんて植えちゃいました。 花粉症なのに・・・(笑)
うずらに噛まれた傷もようやく治りつつあります。
でもまだ強く握ることができないので包丁は持てません・・・
来週にはもう大丈夫かなぁ・・・
恐るべし、うずらパワーです♪
by そらまめ (2008-04-19 16:44) 

yann

なるほど、この仏さまでしたか。

20世紀の巨匠たち、行ってきましたよ。
あこがれの、ユージン・スミスの『楽園への入口』
よかったですね~。
日本の美術館に所蔵されてるものばかりなんですね。
目録があると思っていたのですが、なくてがっかりでした。
目録があれば、時間がたっても思い出せるのですけどね。


八犬伝さん、キャパは一番有名な兵士が倒れるやつと、ピカソの海水浴?とあと何点かでしたよ。

by yann (2008-04-19 18:55) 

たろちぅ

旅行で博物館や美術館にゆくなんて、考えつかないたろちぅだす。
あ、建物はみたいかも。
並んでるのすごいね。人気なんだねー。
竹の子、うんまそう。今だとお刺身にしても美味しいよね(≧▽≦)
by たろちぅ (2008-04-19 21:50) 

うに

東博のお庭開放も、期間限定なのですよネ。いいタイミングでしたね。
最近、博物館・美術館巡りを楽しんでいるので、ココも行ってみようかなぁと思いました。写真が撮れないのは残念なのですが、いいものを観ると刺激になりますよネ(^-^)
by うに (2008-04-19 22:27) 

sasasa

桜がきれいに咲いてますね!
それにしても、すごい行列・・・(^_^;)
竹の子の刺身は、新鮮ならではですね♪
by sasasa (2008-04-19 23:11) 

MARI

都内では色々な展示があって心が惹かれるものの、
入場まで随分並ぶんだろうなぁと思うと、
重い腰となってしまいます。(^^;)
ただやはり、いいものを観ると心に響くものを感じます。
あの感覚は、とても好き。
筍、とても美味しそうです。
焼き筍って頂いたことがないです。
掘りたてが手に入ったら、試してみたいです。
by MARI (2008-04-19 23:32) 

massa

写真、綺麗ですね☆
焼き筍の飾り包丁も美しいです。
お花の香り、筍の香り。。。
MORIHANAさんの写真は目でも鼻でも楽しませてくれますね♪




by massa (2008-04-20 10:38) 

CJ

焼き筍美味しそう。春ですね。
by CJ (2008-04-20 15:27) 

八犬伝

TO:yannさん
ありがとうございます。
スペイン内戦の写真でしたか。
by 八犬伝 (2008-04-20 16:44) 

param

薬師寺展、近々行こうと思っていたところにMORIHANAさんの記事を
拝見いたしました~ますます行きたくなってきました。
そして筍の美味しそうな事。
何だか冬に逆戻りしてしまったかのように寒い毎日ですが
食卓はしっかり春ですね^^。
by param (2008-04-20 20:40) 

まぐろとわさび

筍料理・・・とても美味しそうです。盛り付けがサスガ!
東京旅を堪能されましたね。ココロに栄養補給できたのでは?^^b
私が奈良を旅してるときに菩薩様は東京へ・・・(笑)
by まぐろとわさび (2008-04-20 22:56) 

MORIHANA

お茶屋さん>照明と展示物(被写体)の関係を考えながら眺めると、
また違う面白さがありました。ゆっくり出掛けて、ほかの常設展示も
ご覧くださいね。

柴犬陸さん>私も偶然、TVで目にして、せっかくだから…と
出掛けてみた次第。両菩薩の背中は、奈良では後ろに回り込めないので、
今回の展示でしか見られません。ぜひ、一緒に一度の想い出に(微笑
東博は、行くたびに新しい発見と季節の色に出合えて、大好きな場所に
なりました。ある意味、ヒルズやミッドタウンよりも、エキサイティング、
かもしれません(笑


nekoさん>想像以上に移動に時間がかかって、なんとも、余裕のない
2泊3日でした。次回はもう少し、ゆるやかな時間を過ごします(反省

gillmanさん>庭の桜は既に新緑になっていました。満開のようすは
gillmanさんのblogのお写真で愛でました(^^
どの建物もそうですが、東博は建物の開口の大きさ、位置が絶妙。
硝子越しの風景の一つひとつも、季節替わりの展示のようです。

gauchoさん>京都の筍は格別、ですね。焼き筍は以前、祇園の
料亭のグラビアで見たのを思い出しながら、今回初めて作りました。
エグミのない新鮮な筍だからこそできる贅沢な料理です。

ナツパパさん>ぜひ、会期中に見透かされに出掛けてください(笑
多分、あんなに間近で拝めるのは、一生に一度…のことと思います。
黒い長皿は、サミットで話題の洞爺湖町で窯を開いている仲の良い
陶芸家に無理を言って作ってもらったものです。長さが40cmほどあり、
お刺身やお寿司、ちょっとしたカナッペなどを盛るのに重宝しています。

真夏さん>多分、平日に出掛けるともう少しゆったりと見られるかと。
やはり、こうした展示を愉しむなら、週末よりも平日で旅の日程を
組んだほうが良い…と、今回改めて実感しました。
堀りたてのオイシイ筍が手に入ったら、ぜひ! お庭で炭をおこして、
炭火で焼けば、さらに上等な味わいに…。

masikoさん>上野の森は、和の彩りがいっぱいですよね。
土曜日には、筍ご飯と桜をかたどった生麩を添えた煮物も
作りました。季節の素材を活かした酒肴で一杯は、
日本ならではの贅沢ですね。ありがたい…。


by MORIHANA (2008-04-21 10:36) 

MORIHANA

めりっささん>多分、地元で開かれていたら、私も出掛けないクチ
…だと思います。なんせ、普段はプチ引きこもりですから(笑
東京の混雑も、旅の景色と思えば、また感じ方が違いますね。
また、刺激をもらいに出掛けて行きたいと思っています。

紅いハナミズキ、私も初めて見ました。
色とカタチが、大正浪漫ですよね。

ぱふさん>行くなら、やはり、平日がお勧め。
ほかにも見どころがたくさんあるので、ゆっくり時間をとって
お出掛けくださいね~♪

Nicoliさん>いや、いや (^^ゞ
旬の筍は、根元から先っぽまで、いろんな料理が楽しめますよね。
糠を入れた水でコトコトと炊いていると、春が来たなぁと嬉しくなります。

八犬伝さん>会場の展示が変則的で、しかも、オリジナルのサイズが
思いのほか小さかったので、ちょっと見づらかったですね。
混雑する夕方前に行ったのも敗因…かもしれません
キャパは、数点ありましたが、あの兵士が倒れる瞬間の写真以外、
正直な話、私もあまり印象がありません (^^ゞ

ゆきゆきさん>昔は東京はもっと遠い場所と思っていました。
でも、blogを始めて、東京方面に知り合いが増えたせいか、以前よりも
近くに感じるように。飛行機とホテルがセットになったパッケージを
利用すると道内を旅行するのと変わりないコストになるので、また、
時間ができた時にはブラッと散歩に出掛けようと思っています。

たまさん>写真展、お出掛けになられましたか?
筍の姫皮の梅和え、独特の風味と梅の酸味がぴったりで、
毎年欠かさずに作っています。ちょっとした箸やすめに最高です。

ひろころさん>こんがり焼けた筍は、ほっくり香ばしくて、
焼きトウモロコシの味に似ていました。また、来年も新鮮な
筍が入手できたら、作ろうと思います。

建物は、外観、ファサードの佇まいもさることながら、開口の映りこみが
意外にきれいだったりしますよね。枝垂れ桜はピークを過ぎていましたが、
映りこみになることで幻想的な雰囲気に見えていました。

ヤヨさん>高校の修学旅行でアレほどたくさんの仏像を見て、
仏教美術の事前学習もしたのに、ちっともその良さが分かりませんでした。
いろんなものを見て、感じて分かる日本の魅力もある…と
今回改めて、ありがたい菩薩様を前にして痛感しました。
技術は料亭の料理人さんには到底かないませんが、筍はまさしく、
京都の料理屋さんで使うような立派なものでした。美味しく見えるのも、
素材がもっている力のお陰と思います (^^ゞ

そらまめさん>ハナミズキが札幌周辺で良く見られるようになったのは、
ここ数年来のガーデニングブームのお陰と思います。
株立ちのハナミズキをシンボルツリーに…というお宅が多いんですよ。
そらまめさんちのハナミズキ、植え込みの具合、もしくは苗自体が
あまりよろしくなかったのかもしれません。うちのマンションの植え込み
にも、ハナミズキが植えられましたが、植え方が雑だったためか、
病弱な感じのまま、大きくならず、枯れてしまいました(涙

うずちゃんに噛まれた手、その後、いかがでしょう?
早く治ると良いですね。化膿して長引かないようにお大事に。

yannさん>やはり、図録はなかったのですね。
私も探しましたが、見当たらなくて、時間もなかったので、
そのまま帰ってしまったのです。図録があれば、ゆっくりと
後で興味のもてた写真家についてまた、いろいろ調べる手がかりに
なったでしょうから、残念なことです。
名前が思い出せないのですが、壊れた古いベンチの写真、
水溜りに木と空が映りこんだ写真がなぜか、心惹かれました。
どなたの作品か、わかりますか?


by MORIHANA (2008-04-21 11:14) 

MORIHANA

たろちゃん>あいっ (ёvё)ノ
旅先でミュージアムめぐりしようと思うようになったのは、
最近のことです。前なら、一目散にヒルズとかミッドタウン、
丸ビルあたりに駆け込んでいたことでしょう。
やっぱり、歳なのかなぁ。うむぅ(v_vヾ
上野は、木や花、鳥なんかもたくさん見られるので、とりわけ好きかも。

今時期、筍を食べないと…。あの香り、サクサク感がたまらんの。
食で季節を感じることって、大事なことだと思うのだ。

うにさん>庭の開放、やってました。でも、雨の日は中止に。
私が行った日は小雨交じりの天気だったので、入れませんでした(悔
東博の本館の展示は、撮影可のものも、たくさんあります。
展示ごとに、表示されています。館内の照明や内装の装飾も、
見どころです。展示室と展示室の間にあるちょっとした空間が面白いの。
ぜひ、お天気の良い日に出掛けてみてね (ёvё)ノ

ささん>札幌のミュージアムでこれだけの行列ができることは…ない
かもしれませんね。ある意味、これも江戸ならではの風景かも(笑
旅行だから、人の多さにめげずに並べたのだと思います。ささんも、
旅にでたら、いろんなものに興味を持って、眺めてみてね。

MARIさん>ものすごい混雑でしたが、それも、また後の良い想い出に。
興味のあるなしにこだわらず、時々、こういう本物に触れることって、
大事なことかも…と、最近思うようになりました。いい時期に東京へ
行けたと思っています。
掘りたての筍、手に入ったら、ぜひ♪
あの香ばしさ、一度体験すると病み付きになるかもしれません。

massaさん>料理は、五感で味わうべきもの…と思います。
良い素材が入手できた時には、極力、手をかけて、大切に
仕上げて、五感を総動員して楽しみたいと頑張ります。
現実にはなかなか、日々の雑に追われて、massaさんのように
毎日、マメに手はかけられないのですが(苦笑

CJさん>寒い北海道では孟宗の筍は採れません。それだけに、
本州から送られてくる筍を味わうと、日本の春をシミジミと感じます。

paramさん>ぜひ、ぜひ、お出掛けください。
平日のお天気の良い日…に限りますよ。お弁当を持参して、
ご主人とノンビリ庭の花や木を眺めながらランチを。

今日の札幌は22℃予想。東京よりも暖かくなるみたいです。

まぐわささん>今年の春は、どこにいても、何をするにせよ、
気ぜわしいというか、慌しいというか。東京でも…。
春にとり込んだいろんなものが精神の養分になるには、
今しばらく時間がかかるかもしれません(微笑

菩薩様と入れ違い…でしょたね、確かに。
奈良に戻ってしまうと、後姿は拝めなくなるので、ぜひ、
お時間を作って東博へ♪ 私たちも、いつか、奈良に出掛けて、
菩薩様を改めて拝んでみたいと思っています。こういう風に
旅の楽しみが増えるのも、心の栄養になる気がします。




by MORIHANA (2008-04-21 11:42) 

MORIHANA

★niceをポチッと押して下さった皆さま、ありがとうございました (ёvё)ノ
by MORIHANA (2008-04-21 11:43) 

yann

>、壊れた古いベンチの写真、水溜りに木と空が映りこんだ写真がなぜか、心惹かれました。どなたの作品か、わかりますか?

図録は、係りの人に聞いたら用意してないといわれ、がぁーんでした。
それを元に記事を書こうと思っていたもので。
かたつむり並みの記憶力しかない私には、資料無しには書けません。

お訊ねの作品ですが、イメージはなんとなく覚えてますが、さて作者となると・・・・(通路左側のコの字の壁の底にあった作品?)

消去法でいきますと、キャパ マン・レイ ウォホール ニュートン メープルソープ アービング・ペンの6人は違います。 残りの8人 エルストン・ハースーはカラー写真、クラインは日本の写真 アンセル・アダムスは公園の写真 ユージン・スミスもたぶん違う。
残る4人 エドワード・ウエストン ウイン・バロック アンドレ・ケルテス        ルイス・ハインの誰かだと思います。(自信なし(/。\))
もう少し記憶を探ってみますね。

http://members.jcom.home.ne.jp/fkuntild/af/j.html
このHPで写真展の何人かの作品が見れますよ。

by yann (2008-04-21 20:46) 

MORIHANA

yannさん>素敵なHPのリンクをありがとうございます。
確か、ユージン・スミスの展示のお向かい…だったと記憶しています。
一緒にソラリゼーションの作品も並んでいた、ような気がするので、
ウィン・バロックかも?いずれにせよ、絞り込んだ作家さんの誰かと
思いますので、今度大型書店に出掛けて、作品集なども探してみます。

図録がないと、後でこういう楽しみ方もできるのですね(笑

by MORIHANA (2008-04-22 09:55) 

水郷楽人

薬師三尊は、奈良で拝見したことがありますが、今回は普段では拝見できない部分も見られますからね。。お邪魔してみたいと思うのですが。。
我が家もタケノコ三昧。。今年は雨が多くて豊作のようですね。。
by 水郷楽人 (2008-04-24 17:42) 

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