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春は、海から駆けてくる [季節・旬]

        

 

本州では梅の開花を皮切りに、日々、

春の暦が駆け足で更新されていきます。

一方、雪国・北海道はまだまだ、目にする風景は未だに

圧倒的に「白」が優勢。冬のまま、時間がピタッと止まっている

…かのようです。 それでも、日ごとに太陽の光は力強さを増し、

日没も遅くなってきました。北の暦は、三寒四温を繰り返しながら、

ゆっくりゆっくりと進んでいくのです。

 

亀のようにのんきな春を、

ひょいとウサギのように軽やかに追い越し、

北の食卓に新しい季節の香りを届けてくれる

自然の恵みがあります。それが、トップ写真の

謎の黒い物体、新若布をはじめとする海藻類です。

そうです、北海道に春を告げる第一走者は

寒風吹きすさぶ海から駆けてくるのです。

 

 

さて、一足早く北国の食卓に春を届けてくれるのが、

昨日の記事でもご紹介した「はこだて自由市場」にある

富田鮮魚店です。 看板には「鮮魚店」と記されていますが、

ぢつはこの店、魚は扱っておりませぬ。 看板に偽りあり?

いや、いや…。一年中、イカを専門に扱う魚屋さんなのです。

 

えっ? イカと海藻、何の関係があるのかって?

ま、ま、その話はちょっと傍らに置いてくださいませ、ねっ。

 

津軽海峡に面する函館は、古くからイカの水揚げが多いことでも

有名。漁場が近いため、活きたままのイカが1年中、

ごく当たり前に店頭に並んでいます。 そんな土地柄から、

函館市の魚も、イカ。 イカ踊りに、イカせんべい、朝イカ売り。

イカにまつわる名物を挙げていけば、キリがない

イカした街なのですね(あっ、ちょっと親父ギャグでしたね。失礼)。

 

それだけに、イカを扱う飲食店も多く、料理人は鮮度や品質にも

滅法うるさい。そんな土地柄ゆえ、玄人たちが仕入れに

通う専門店もごく当たり前に存在するというわけです。

 

函館で水揚げされるイカは、大きく分けると

ヤリイカとマイカ(スルメイカ)の2種類。1月ごろから6月初旬までが、

ヤリイカが旬。4月、5月には函館の前浜モノも市場に出回るとか。

富田鮮魚店の店頭にも、写真↓のように、虹色の輝きを帯びた

ガラス細工のようなヤリイカがずらりと並んでいました。

 

イカたちは、おとなしく横たわっていて、死んでいるように見えますが、

さにあらず。指先でチョンとつつくと、全身の色がササッと変わり、

まだ活きているぞと自己主張。皮をむいた身は、うっすらと

黄色身を帯びて、歯を跳ね返すほどの弾力を持っています。

 

マイカに比べて、ヤリイカは身がやわらかく、

噛むほどに上品な旨みがジワッと染み出してきます。

舌先をとろかすようなヤリイカの甘みもまた、

港の人々にとっては春の味わいのひとつなのです。

              

 

マイカ漁全盛期に比べると水揚げが少ない早春には

海の宝石、ヤリイカと並んで、近海の磯で手摘みされた

海藻類が富田鮮魚店の店先を飾ります。

フノリにメカブ、新若布、松藻、銀杏草…etc.

イカを選ぶ鋭い目で選んだ海藻は、どれも、柔らかで

濃密な磯の香りが詰まっています。しかも、一皿100~300円と格安!

ポケットマネーで買える春の味覚の登場を、

待ちわびる地元の常連さんも少なくないのだといいます。

 

それにしても、なぜ、海藻なんでしょう?

その答えは、血がでないから。 ご主人曰く、生魚をさばくと、周りに

血が飛び散り、繊細な味わいのイカを生臭くしてしまうのだそう。

このため、この店では通年、血の出る魚は扱いません。

そのきめ細かい気配り、仕事人としてのこだわり(頑固さ)ゆえに、

昭和26年の創業以来、

口うるさい料理人たちからあつい支持を集めているのです。

 

富田鮮魚店/函館市新川町1-2、自由市場内

 ℡0138-23-5502 日曜定休

 自家製のイカ塩辛、イカ味噌漬けも美味!

 取り寄せも可能です。

 

 

   

ヤリイカの季節、MORIHANAが狙うのも、

磯の香り満点の海藻類。小分けして、冷凍保存ができるので、

しばらくは函館の春が自宅で楽しめます。

季節限定のささやかな贅沢です。

今回ゲットしたのは、フノリと写真↑のメカブ、新若布。

                     

メカブは、さっと熱湯に湯通しし、芯を取り除いた後、

出刃包丁で細かく刻みます(↑)。上手に刻むには、出刃がポイント。

湯通しで鮮やかな緑色に変わったメカブは、全体にぬめりが出て、

途端に扱いづらい食材に豹変。そこで威力を発揮するのが、

適度な重さのある出刃なのです。トントントン、トントン。

細かく刻んだメカブは、ポン酢でさっぱりといただきます。

お酒の合間の口直しにもってこいの酒肴です。

 

旬のヤリイカの身を細く切ったものとひき割り納豆を加えて、

大胆に混ぜた、ネバネバ~ズも絶品。炊きたてご飯に載せて、

男前に?ズルズルッとかっ込めば…。もう、言葉はいりませんね(^^

 

  

新若布とメカブの芯は、刻んで、胡麻風味の炒め物に。

フライパンを熱し、胡麻油と唐辛子を投入。

油がチリチリいうくらい熱したところで海藻軍団を加え、

強火のまま、ワッシワッシと炒めます。で、油が全体に回り、

海藻の色が変わったら、速やかにみりんと醤油を回しかけ、

一気に水気を飛ばします。最後の仕上げに、白胡麻を振ったら、

器に盛り付けます。天盛りには、白髪ねぎをた~っぷり。

お好みで一味を振って、より辛みをきかせてね♪

 

磯の匂いと胡麻の香りが溶け合うホットな一品は、

ちょっとナムルに似た味わい。お酒も、ご飯も進む

健康惣菜です。 ラーメンのトッピングにもどうぞ。

 

                   

 

料理人が日参する自由市場には、

鮮魚店のほか、 生花店、八百屋さん、乾物店なども(↑)。

八百屋さんでは、函館周辺で採れる新鮮な地物野菜も

豊富に並びます。店頭を眺めているだけで、畑の風景が目に浮かぶよう。

 

このほか、注文されるたびに富田鮮魚店から極上のイカを仕入れ、

鮮度抜群のイカ刺定食を提供している食堂「市場亭」もあります。

市場の食堂って、どうなの? って思う人も多いでしょ。

そんな既成概念も、どんぶりご飯とイカをほお張った瞬間に忘れます。

函館に出掛けたら、もと鮮魚店の店主が営む食堂で、

朝イカの美味しさを確かめてみて。

 

 

          ●o。.>゜))))彡.。o○●o。..>゜))))彡。o○

 

 

あっ、これはおまけの写真です (^^ゞ

 

美味しい魚と一緒に、野菜もたっぷりとるのが

MORIHANA流ババメシの極意。

 

サラダでおなじみのブロッコリーも茹でたら、

だし醤油に漬け込んで、お浸し風に(↑)。さっぱりした味わいで、

お酒の合間にぽりぽりつまんで、ひとりで半株はあっという間に

平らげてしまいます。ブロッコリーは活性酸素を退治する

緑黄色野菜。和食の時にも、たっぷり食べたい野菜のひとつです。

 

                 

いつも冷蔵庫の隅っこで控えている牛蒡も、

食物繊維が豊富なヘルシー食材。

時間があるときに細めに刻んで、きんぴら牛蒡(↑)を作っておくと、

と~っても重宝。 朝ごはんやお弁当のお供に、一味をハラリと

ふりかけて酒肴にしてもよし。食卓周りにあるとなんとなく

心強い、ババメシの定番、名バイプレイヤーですね(^^

 

イタメシだ、フレンチだ、何だ、カンダといっておきながら、

落ち着くところ、こういう味で和んでいるワタクシって…。

ヤッパリ、日本人なんですねぇ (*^。^*)ゞ

 


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ナツパパ

参りました。
圧倒されてしまい、ただただ空腹を抱えて呆然としております。
月末、「カシオペア」で北海道に行くのですが、函館で衝動的に降りてしまわぬよう、気をつけなければなりませんね(笑)
by ナツパパ (2006-03-09 21:08) 

knacke

ダイスキなものばかり〜。 
この前の記事のオイシい画像と、
この記事のオイシい画像で、
白いご飯をいただけそうです・・・。
by knacke (2006-03-10 01:41) 

Baldhead1010

いやあ、MORIHANAさんと色の嗜好がそっくりですねえ。
私も前世は、海の民だったか、農耕の民だったか^^;
by Baldhead1010 (2006-03-10 08:14) 

Baldhead1010

色は食です^^;
by Baldhead1010 (2006-03-10 08:16) 

MORIHANA

ナツパパさん>くれぐれも、カシオペアから飛び降りないように(^^
でも、途中下車OKで別の特急に乗れるなら、早朝、函館で一度降りて、
イカで朝ごはん…っていうのも悪くないかも(・・? ウフフ、悪魔の囁き
…ですよねぇ。 自由市場の食堂は日曜以外の毎日、朝7時から営業
しているんですよ^^ JR函館駅前から五稜郭・湯の川方面行きの市電に
乗って、2つ目、新川町の電停で降りるとすぐ。歩いても15分くらいでしょうか。
今度、函館を通ることがあったら、ぜひ、お立ち寄りくださいね(^^

きむたこさん>行間に哀切の念が漂っている…。あ~ん、ごめんよ~!
だんだん、恐ろしく殺生をしている気分になってきました(^^ゞ
でも、函館シリーズね、あともう一回あるの(._.) 今度はね、温泉付きダヨ。
できたら、今日中にアップするから(さらに、いぢわる?)

Baldheadさん>そうそう、食はまず目から楽しまなくてはっ!
でも、今回の主役は海藻だったので、地味…でしたよね。せめて
ゆでたてのメカブを撮影して置けばよかったと、後悔しきりです(^_^;)
前世はですね、ワタクシはきっと狩猟採取の縄文系の民じゃないかと。
だから、海も山もOKの欲張り食いしん坊なんですよ(^^ゞ
Baldさんと季節の肴で杯を酌み交わしたら、1升瓶は軽~く
空いてしまいそうですね(*^。^*)
最後の締めは、自慢の手打ちうどんで、是非…。
by MORIHANA (2006-03-10 11:13) 

sacro-bosco

前回に引き続き、なつかしの味オンパレード♪
内陸出身のsacro、初めて函館に引っ越した時、魚屋で
新しそうなイカを見て、「刺身にしようかな…」とつぶやいた瞬間、
「それは昨日上がったやつだから、刺身なんかダメだよ。」
と速攻で魚屋のお父さんに言われた時のショックをいまだに忘れません。
ワカメとメカブの炒め物も大好きで、よく作ってたけど、相方が嫌いなので
結婚して以来作ってないや…。今度留守の時に作ろうかなぁ…。
by sacro-bosco (2006-03-10 13:16) 

MORIHANA

sacroさん>ワタクシも札幌育ちなので、イカは長年夜に食べるものって
思っていました。大人になって函館にちょこちょこ行くようになって、
朝の食べ物と知りました(^_^;) ご主人は、磯臭いのが苦手なの?
作り置きができるので、いない隙に作って、冷蔵庫に隠しておきましょう(笑
塩味ラーメンに載せて食べると、絶対に美味しいと思うのよね。
話は違いますが、先日の旧丸井さんの件は、増築部分のみを壊して、
もともとのカタチに戻し、内部をリノベーションして、街づくりやアートスペース
などに活用するのだそうです。ガセネタを流してすみませんでした。
あの夜の十字街の風景がまだ見られると思うと、ちょっと嬉しいです(^^
by MORIHANA (2006-03-10 15:09) 

sacro-bosco

魚好き(肉も好きだけど)の我が家の相方は、なまこやほやも大好きなのに、
ワカメは嫌い。味噌汁に入れるのも嫌がります。鰹出汁の味噌汁は好きなのに、お浸しの上に鰹節が掛かっているのも嫌いです。追求したところ、どちらも
“ペタペタ”した口触りがイヤなのだとか…。
旧丸井、残るんですね。良かった~♪ あんなに西部地区の都市開発には
ウルサイ函館市役所がどうしちゃったの??と思っていたので、一安心です。
教えてくださった『ギャラリー村岡』さんのトコロ、拝見してきました。
sacroが函館暮らし一年目の時、あそこはまだギャラリーじゃなくて、なんだか
人気(ひとけ)の感じられない場所だったのが、二年目になってギャラリーに
なった所でした。オープンしてまもなく、見に行った思い出の場所です。
懐かしかった~。
教えてくださって、ありがとうございます。
by sacro-bosco (2006-03-10 21:31) 

nicolas

MORIHANAさん、ゆうべ酔っ払ってたのかと思ってたら
記事書いていたんですか~!?
嗚呼・・・今度は私自身の不覚・・・(;-ω-) =3

すごいですね~!
さすがの記事!!全く隙の入る余地が無いくらい!!
わかめの炒めたの・・・ご飯に合いそう~
いただきます!( ̄~; ̄) ムシャムシャ  んま~い!(。>ω<。)ノ  
さっきから、ナマツバ出っ放し・・・大解放です、ナマツバ。

やっぱり、私もごはん民族ですね。
おかずって、感覚が常にあるんですよね。
ババメシ、万歳!
by nicolas (2006-03-10 21:47) 

まうまま

そうですね~。
春を感じるのは、どうしても花々たちの芽吹きになってしまいますが、
食べ物だって春を感じる物の一つですよね~。
ワカメ、貝類、菜の花、竹の子...♪
楽しみですね~!
by まうまま (2006-03-12 16:06) 

harry

ねえねえ、店頭で「ネカブ」って書いてあるのは、どうしてでしょう?(笑
メカブ、美味しいですよね。普通のパック売りのものでもそう思うんだから、こういう風に売られてるやつはどれだけ旨いんだろう...なんて思っちゃいます。
ここのところのソネット・ブログの重さ、尋常じゃなかったですね。ずいぶんブログから離れてました。我が家の相棒はきんぴらが得意みたいで、日々牛蒡のやら蓮根のやらが出てくるのです。そういうものが一皿ついてくるだけで食卓って平和でしみじみと楽しいものになるような気がします。
もう暖かくなってきましたか?
by harry (2006-03-13 00:22) 

MORIHANA

sacroさん>カツオ節と若布、ぺたぺたした感触ね。
分かるような、分からんような^^ なんか、幼少期にトラウマが
あるのかも(・・? でもね、人の好みなんて年齢によって、結構
変わりますよ。 わが家人も、昔は嫌いだったのに、今は
普通に食べられるようになったモノって、結構ありますから。
そのうち、若布もカツオもOKになる、かもよ~♪
村岡さんは、加齢に伴う外的変化は若干ありますが、
昔とちっとも変わっていません。ギャラリーの雰囲気もね。
いつか、函館に行くことがあったら、絶対にお立ち寄り
くださいね。きっと、村岡さん、喜びますよ(^^

にこちゃん>いやいや、缶ビール2本くらいじゃね、酔っ払いませんって(爆
そこからさらに、ワイン1本飲んだら…、それなりに酔いますが(^^ゞ
この週末は、美味しい搾りたて新酒が届いたので、
魚&野菜のババメシ三昧でした。 また、近々、ナマツバ大解放(笑)の
記事をアップしちゃおうかな!(^^)! VIVA BABAMESHI☆彡

突っ込みどころ満載のユルイ記事にしなくちゃって思うんだけど、
ついつい、みっしりと書いちゃうんですよね。一種の職業病か (^^ゞ 
なんか、文句ある(・・?って、気配が行間からにじみ出ている…かもね。
編み物もね、ワタクシ、網目がメッチャきついの。ゆるく編めないんだよなぁ。
もちょっとね、いろんな意味でユルユルな人になりたいと思う今日この頃 (._.)

まうままさん>ありがとうゴザイマス。
北国は、本州に比べると春がやってくるのがホントに遅くて、
芽吹きの季節は4月も中旬以降。 なので、目に見えない
春に敏感なんだと思うの。 で、ついつい関心が食べ物にいくわけですよ(^^
先週末は掘り出し物の赤貝を見つけて、刺身で堪能しました。
もう少しすると、竹の子シーズンですね。 桜鯛に竹の子の煮物、竹の子ご飯、
姫皮のお吸い物…。今年も花より団子で、春を満喫しますよ~(^^

harryさん>そうですね。いわれてみると。メカブ、ネカブ。
同義語と思いますが…。地方によって、呼び方が違うんでしょうかね。
生のメカブは、茹でたり刻んだりの手間が必要な分、磯の香りが豊かで、
ホントに美味しいですよ。緑も鮮やかな気がします。
えっ、ソネブロのせいだったの(・・? 仕事とシアワセな日々にソネブロを
忘れてるに違いないって、思ってたんだけど(いぢわる?)
でも、本当に2週間前の週末前後は、冬眠?それとも死んだの…って
思うほど、凍り付いていましたよね。確かに。 最近は、大分、元の状態に
(やや重)戻ったみたいですが。15日のメンテに期待をしましょう。
キンピラも立派なBABAMESHIです(^^ ぜひ、VIVA BABAMESHIの会へ
ご入会ください(って、そんなのないけど。笑)
キンピラモね、小確幸のひとつ、ですね。 食卓にあるだけで、なんだか
キモチがほっこりしますもの。そういう積み重ねが、大事なんですよ、きっと。
こちらは昨日まで少し春らしい気配でしたが、今日は一転して、冬。
まだ、行ったり、戻ったりの季節が続いています。
by MORIHANA (2006-03-13 11:12) 

nicolas

( ̄ω ̄;)エッ!?文句?
ないですないです!ヽ(ヽ>ω<)ヒーーーー!!

やっぱり、すご~い!ってただ、ひたすら感動!なのです(。>ω<。)ノ
「なまつば大解放」な記事、待っています!
奥行きが違うんですよ~、MORIHANAさんの記事はね。
by nicolas (2006-03-13 20:18) 

CHOCOCO

私の実家は八戸なんで市場の風景は似ていて懐かしいです。
イカやメカブの写真見たら急にお腹が空いて来ました。
夏にはメカブの冷たい味噌汁(ねぎ&大葉を入れて)
ご飯にかけて食べてます。食欲がない時はこれが1番です。
by CHOCOCO (2006-03-14 10:04) 

MORIHANA

CHOCOCOさん>nice&コメント、ありがとうゴザイマス。
八戸の市場も有名ですよね。そして、青森と函館は
海峡(しょっぱい河)を挟んだ双子ともいわれているんです。
実際に、こちらにお嫁に入りした青森の女性も多いので、
言葉や生活文化がとても似ているのです。だから、青森へ
出掛けてもなぜか、他所の土地という気がしないんです。
メカブの冷たい味噌汁…想像しただけで、美味しそうです。特に、
夏の二日酔いの朝にいただくと全身の隅々まで美味しさが
染み渡りそうですね。今年の夏は、絶対にやってみますねっ(*^^)v
(その前に、二日酔いになるくらい呑まないと…笑)
by MORIHANA (2006-03-14 10:12) 

barbie

私も「ネカブ」というのは初めて聞きました。お酒を飲まない私ですが、おつまみ用のメカブの干したのをポリポリと食べるのが好きです。MORIHANAさんから送っていただいたワカメも毎日少しずついただいています。酢の物、みそ汁にと大活躍ですよ。ブロッコリはたくさんいただきたいですね。今夜の我が家はクリームシチュー。もちろん残っていた北海道のジャガイモとブロッコリ、それにお決まりの椎茸のバター炒めを入れます。あ〜お腹が空いてきた。
by barbie (2006-03-15 12:58) 

MORIHANA

barbieさん>そうですよね、京都は山里文化ですから、
こうした磯の香りプンプンな食べ物はあまり身近な存在
じゃないかもしれませんね。でも、野菜や大豆製品の美味しさは
それを補って余りあると思います。 あの若布はね、食いしん坊が
集う近所のすし屋さんで使っているお刺身若布なのです。
肉厚なので、食べ応えがあって、我が家でも愛用。一度食べなれると、
普通の若布に戻れません。。。
これからは、春野菜が美味しい季節ですね。竹の子にエンドウ、菜の花、
山菜、新牛蒡、山椒の若葉、花山椒、実山椒…。
なんだか、野菜をたっぷり使ったお惣菜が作りたくなってきました(^^
by MORIHANA (2006-03-16 11:15) 

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